オルセー美術館やルーブル美術館 未選択 2013年03月15日 オルセー美術館やルーブル美術館で多くの絵や彫刻を見ても、シャイヨ宮やヴェルサイユ宮殿などの建築物を目の前にしても、美の威力を感じない方もいるだろうし、シャネルの洋服やカルティエのアクセサリーを見た方がよほど美しいと思う女性も多いだろう。断言してしまうが、それではまた本当の美しさが自分にはわからののだと思った方がいい。同じものを見ても例えばモナリザの微笑から受ける印象はそれぞれ違う。美術史に燦然と残るようなレベルの芸術作品というものは、私たちの周りの環境とは余りにかけ離れているため、どうしても内発的な興味に結びつきにくいのだろう。だが年をとって余裕のできた主婦や OL そのあいだでは、パリ限らず、世界の歴史的建築物や絵画を見て歩く日本人も最近は随分多くなってきたようである。歴史の中で人類が認めてきた作品はそれなりに理由があり、その価値は永遠だ。高ければ若いほど、磨けば感性は鋭く高く深くなる。その時はわからなくても、心のどこかに記憶の萌芽だけ残しておけば、高い感性の花を咲かせるための公材料になっていく。もしあなたが今まで歴史的な芸術作品にあまり興味がなかったとしたら、絵を見るためにイタリアフィレンツェへ行ってきなさいとは言わないが、フランスやイタリアへ買い物ツアーに行くのだったら、せっかくの作品群を見過ごさないでで、今までよりも少し鑑賞する時間を割いてもらいたい。その程度の興味からでも、あなたの知識と感性の目は徐々に高まっていく。有名ブティックに行くのはその後の方がいい。今までで最高にすてきな買い物ができるはずだ。スタイルエクサ＋K PR
